夏へのトンネル、さよならの出口


選出月

2019年7月

選出部門

四冠
総合
新作
新作総合
感動した
  • 著者:八目迷
  • イラスト:くっか
  • レーベル:ガガガ文庫
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【作品詳細】

時空を超えるトンネルに挑む少年と少女の夏「ウラシマトンネルって、知ってる?そのトンネルに入ったら、欲しいものがなんでも手に入るの」「なんでも?」「なんでも。でもね、ウラシマトンネルはただでは帰してくれなくて――」海に面する田舎町・香崎。夏の日のある朝、高二の塔野カオルは、『ウラシマトンネル』という都市伝説を耳にした。それは、中に入れば年を取る代わりに欲しいものがなんでも手に入るというお伽噺のようなトンネルだった。その日の夜、カオルは偶然にも『ウラシマトンネル』らしきトンネルを発見する。最愛の妹・カレンを五年前に事故で亡くした彼は、トンネルを前に、あることを思いつく。――『ウラシマトンネル』に入れば、カレンを取り戻せるかもしれない。放課後に一人でトンネルの検証を開始したカオルだったが、そんな彼の後をこっそりとつける人物がいた。転校生の花城あんず。クラスでは浮いた存在になっている彼女は、カオルに興味を持つ。二人は互いの欲しいものを手に入れるために協力関係を結ぶのだが……。優しさと切なさに満ちたひと夏の青春を繊細な筆致で描き、第13回小学館ライトノベル大賞のガガガ賞と審査員特別賞のW受賞を果たした話題作。

【作品詳細】

時空を超えるトンネルに挑む少年と少女の夏「ウラシマトンネルって、知ってる?そのトンネルに入ったら、欲しいものがなんでも手に入るの」「なんでも?」「なんでも。でもね、ウラシマトンネルはただでは帰してくれなくて――」海に面する田舎町・香崎。夏の日のある朝、高二の塔野カオルは、『ウラシマトンネル』という都市伝説を耳にした。それは、中に入れば年を取る代わりに欲しいものがなんでも手に入るというお伽噺のようなトンネルだった。その日の夜、カオルは偶然にも『ウラシマトンネル』らしきトンネルを発見する。最愛の妹・カレンを五年前に事故で亡くした彼は、トンネルを前に、あることを思いつく。――『ウラシマトンネル』に入れば、カレンを取り戻せるかもしれない。放課後に一人でトンネルの検証を開始したカオルだったが、そんな彼の後をこっそりとつける人物がいた。転校生の花城あんず。クラスでは浮いた存在になっている彼女は、カオルに興味を持つ。二人は互いの欲しいものを手に入れるために協力関係を結ぶのだが……。優しさと切なさに満ちたひと夏の青春を繊細な筆致で描き、第13回小学館ライトノベル大賞のガガガ賞と審査員特別賞のW受賞を果たした話題作。

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八目迷先生からのコメント
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ラノオンアワード10周年に寄せて
ラノオンアワード10周年おめでとうございます! 四冠をいただいたのがもう六年近く前になるのでしょうか。あの頃から少しは成長できてんのかな、できてたらいいな……ということで今後とも頑張って参ります。
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